理事長 文野 千年男 (BUNNO, Chitoo)(Columbia U., 1968)
理事長挨拶
2024年4月吉日
公益財団法人日米教育交流振興財団
理事長 文野千年男
日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)は、フルブライト留学の同窓生が、フルブライト奨学金で米国へ留学することができ、お世話になったことへの感謝の気持ちと恩返しを念頭に、フルブライトグランティーへの奨学金支給活動を目指して、同窓生の総意として1986年に設立されました。
1982年、フルブライト・プログラム発足30周年を機に全国9地区に「ガリオア・フルブライト同窓会」を結成、1983年にかけて第一回募金運動を展開、同窓会募金をもとにした奨学金による留学生への支援を開始し、1986年には財団法人日米教育交流振興財団(フルブライト記念財団)を設立、その後、2011年には内閣府による公益財団法人認定を経て現行の「公益財団法人日米教育交流振興財団」(フルブライト記念財団)に移行しました。
2013年には各地区の「ガリオア・フルブライト同窓会」組織を現行の「フルブライト日本同窓会」組織に改編・統一し、同窓会による募金推進活動の一体化・効率化も図ってきました。
2022年は日米フルブライト交流計画70周年を迎え、7月にはフルブライト日本同窓会、日米教育委員会との3者共催で、帝国ホテルにて天皇・皇后両陛下のご臨席を仰ぎ70周年記念式典を開催、天皇陛下より留学活動の重要性についてお言葉を賜ることができました。また9月には東京大学伊藤国際学術研究センターにおいて70周年記念シンポジウムを開催、日米の交換留学活動やその支援の重要性について、代表者による実りある意見交換が行われました。
募金活動につきましては、2021年10月より、フルブライト交流計画70周年を記念して第9回募金活動に取り組みました。1982年の第1回募金活動から2022年の70周年時の第9回募金活動に至るまで、フルブライト交流計画の5周年の節目毎に継続的に募金活動に取り組んでまいりましたが、この間、同窓生個人のみならず、各界の企業・団体等から温かいご協力・ご支援を賜り、おかげさまでアメリカへの留学生、アメリカからの留学生あわせて累計で574名の留学生への奨学金支援を行ってまいりました。
これまでご支援・ご協力いただきました関係各位に対しまして、心から感謝申し上げます。
当財団は「我が国と米国の学生、研究者等に対し奨学金援助を行うことにより、両国間の教育、学術、文化の交流を促進し、もって国際的人材の養成と日米相互理解の増進に寄与することを目的とする」(定款第3条)と定め、この目的を達成するために
- 来日する米国の学生、研究者等及び渡米する我が国の学生、研究者等に対する奨学金の支給および援助、
- 日米間の教育、学術、文化の交流に関する情報、資料等の収集、提供
- 講演会、研究会等の開催、
- 機関紙その他出版物の発行
等の事業を行っております。
財団といたしまして、今後とも財団目的の継続的達成に向けて、関係各位のご期待に応えるべく、さらに努力を重ねてまいりたいと考えておりますので、引き続き関係各位の温かいご理解とご支援を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
2024年度日米教育交流振興財団 役員(50音順)
理事長
文野 千年男
副理事長
椿 清文
理事
飯野 正子
今関 源規
佐原 亜子
中嶋 啓雄
日比谷 潤子
森下 公江
評議員
伊原 正
大倉 健太郎
大津 章
坂和 秀晃
小川 富由
高橋 哲
新見 有紀子
宮川 圭治
宮下 佳之
森 由美子
山田 邦子
監事
山田 亨
山田 真之
審査委員長
後藤 和彦
審査委員
大津留 智恵子
加島 聰
木下 徹
小檜山 ルイ
関口 和一
藤原 帰一
理事長 | 文野 千年男 |
副理事長 | 椿 清文 |
理事 | 飯野 正子 |
今関 源規 | |
佐原 亜子 | |
中嶋 啓雄 | |
日比谷 潤子 | |
森下 公江 | |
評議員 | 伊原 正 |
大倉 健太郎 | |
大津 章 | |
坂和 秀晃 |
|
小川 富由 | |
高橋 哲 | |
新見 有紀子 | |
宮川 圭治 | |
宮下 佳之 | |
森 由美子 | |
山田 邦子 | |
監事 | 山田 亨 |
山田 真之 | |
審査委員長 | 後藤 和彦 |
審査委員 | 大津留 智恵子 |
加島 聰 | |
木下 徹 | |
小檜山 ルイ | |
関口 和一 | |
藤原 帰一 |